またまた網膜剥離

木曜日、金曜日で、8眼のLASIK手術を行いました。
最近は、患者さんのQOVを考えて、Wavefront-guidedやTopo-guidedのLASIKを可能な限り行っています。
金曜日の手術の後、伊万里眼科で午後の外来を行っていたところ、発症からかなり時間が経過していると思われる、網膜全剥離の増殖硝子体網膜症の患者さんが来院されました。
来週気合いを入れた手術が必要だなーなどと考えていたら、今度は武雄の谷口眼科から電話があり、当院のスタッフのお父さんが網膜剥離になり、来院されているとの連絡がありました。
なーんと偶然にもそのスタッフが僕の外来の介助で目の前にいたので、状況を説明して、外来終了後に武雄に帰ってから、緊急手術を行うことに決まりました。
谷口眼科で診察、手術説明を行った後、硝子体手術を行い、手術は30分くらいで無事終了しました。
これまでも、スタッフやそのご家族、ドクターや看護師さんなどの医療関係の手術は、いろいろな手術を多数行ってきました。
そのような手術に際しては、いつもの手術に比べて多少のプレッシャーは確かに感じますが、僕はプレッシャーよりもむしろ、患者さんからのより大きな信頼を感じ、医師として誇りに思います。
今後も患者さんから信頼され、患者さんから選ばれる医師、医療機関を目指して日々精進していこうと、あらためて強く決意しました。
そして、夜遅くまで手術に付き合ってくれた、スタッフのみんな、ありがとうございました。