眼内照明装置:フォトンⅡを導入しました。

昨年末より、硝子体手術に25ゲージ小切開手術をメインに移行するにあたり、
新しく眼内照明装置:フォトンⅡを導入しました。
これは、キセノン光源を用いたかなり明るい眼内照明で、
さまざまなオプション(小物)が使用可能です。
特に、小切開硝子体手術時に、ワイドビューイングシステムと組み合わせることにより、
眼内のほぼ全体像を、顕微鏡下に一視野で観察することが可能です。
また特殊な使用法としては、角膜混濁・硝子体出血などを伴い、
眼底の透見が困難な白内障や成熟白内障手術時にも非常に有効なアイテムになります。
今日は先程まで、PDT×2の後に、網膜剥離の緊急手術を行っておりました。
手術は、ワイドビューイングシステム+フォトンⅡを用いた25G硝子体手術を行い、
安全かつスムーズに手術を行うことができました。

明日は、白内障手術×多数+緑内障手術に加えて、
久しぶりに全身麻酔下での斜視手術が予定で入っております。
今日は体調を整えて、明日に臨もうと思います。