「PTK」について。

先日も大雨と思ったら、今度はかんかん照りで、最近の天気はどうなっているのでしょうかね?

昨日金曜日は、エキシマレーザーを使った手術を4件行いました。
その内訳は、LASIK×3件、PTK×1件でした。
LASIK」は、皆さんも結構ご存知のこととは思いますが、
「PTK」は、ほとんどご存知ないのではと思います。

PTK:Phototherapeutic Keratectomyの略で、日本語では治療的角膜切除術といいます。
帯状角膜変性、顆粒状角膜変性などの、角膜の表面が濁る病気を、エキシマレーザーを用いて削る手術です。
当院でも時々行う手術なのですが、昨日のPTKは、以前にPTKを行った患者さんの娘さんで、顆粒状角膜変性に対して、角膜を160μm(0.16㎜)削りました。
本日診察したところ、ほとんどの顆粒状の角膜混濁は取れてました。よかった、よかった。
<手術前>

<手術後>

今回のPTKのケースだけではないのですが、最近当院では、家族や親子、親戚で受診して頂いている患者さんが増えてきているような気がします。
少しは地域の皆様のお役に立ているのかなーどうなのかなーと考えたときに、このように家族ぐるみあるいは親子、親戚の皆様で受診していただいている患者さんを診療すると、信頼感が出てきたのかなーと感じ、身の引き締まる思いです。
武雄に開業してもうすぐ4年になろうとしています。
少しでも地域の皆様のお役に立てればと考えて、日々診療に当たっております。