かなり進行した白内障の手術・・・ドキドキ

秋の夜長、冷え込む日も増えてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?


私は入社して8年目の看護師です。
入社当時は、手術の介助が上手く出来ず、とても嫌で仕方ありませんでした。
それが今となっては苦手意識がなくなり、とてもやりがいを持って介助をしています。


最近、濁りがとても強い・かなり進行した白内障の手術がありました。
視力でいえば光覚弁や手動弁です。


CASE 1.
PEA+IOL⇒PEA+IOL with CTR チン小帯断裂眼で、CTR:カプセルテンションリングで
嚢を保持し、PEA+IOLで終わった症例。
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CASE 2.
P-ECCE+IOL⇒PEA+IOL 白内障嚢外摘出術の予定でしたが、最新の医療機器と先生の
技術により、時間はかかりましたが、PEA+IOLで終わった症例。
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CASE 3.
PEA+IOL⇒ICCE+A-vit PEA+IOLを試みるが、PEやチン小帯断裂があり術中に
嚢内摘出術に変更になった症例。
後日IOL縫着予定。
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術式が変われば、必要な機材や器具も変わります。
介助者もバタバタしますが、私なりに次は何かな?と考えながらの介助は、ドキドキします。


同じ白内障の手術でも何通りもの手術法や手技があり、その手術や手技を見る度、
先生を尊敬するばかりです。



「考えながら手術するのも大変なんだよ!」と先生は言われますが、
何かあっても何とかする先生の手術の介助につくのは、とてもやりがいがあります。


また、来週もたくさんの手術が予定されています。
あらゆる状況に対応できるよう、万全な準備でスタッフ一同取り組んでいく所存です。


でも大変な手術になる前に、濁りが軽いうちに、白内障の手術をうけた方がいいですね。

時節柄、皆様どうぞご自愛くださいませ。                 合掌

看護師:大石