温度・湿度管理が大事!

9月に入り朝晩はだいぶ涼しくなってきましたね。


当法人は基本理念の一つに「手術・レーザー治療を柱とした高度な眼科医療をご提供いたします」を
掲げています。
このため、当院では数多くの検査機器・手術機器を導入しています。
どれも精密機器なのですが、中でも日頃から特に管理に気を遣っているのが屈折矯正手術に使用する
二つの機械です。
一つはエキシマレーザー『MEL80』、もう一つはフェムトセカンドレーザー『VisuMax』です。
(私は普段から愛情を込めて『MELちゃん』『Maxくん』と呼んでいます♡)
どちらもカールツァイス社製の機械で、三ヶ月毎に専門の技術者の方にメンテナンスをして頂いています。
 
これらの機械は、設置し操作するために室内の温度・湿度の要件を満たす必要があります。
   MEL80・・・ 温度 (使用時) 18〜24℃ (使用時以外)15〜30℃,湿度50%未満   
   VisuMax・・・温度18〜25℃,湿度70%未満
これらの要件を満たすため、屈折矯正手術専用の手術室では天井の空調システムと壁に取り付けてある
大型の除湿器が24時間365日フル稼働しています。
湿度の高い季節はこれだけでは足りず、小型の除湿器を数台増やして溜まった水をせっせと捨てて対応
しています。

温度も一年中一定に保たれているため冬の手術室はとーっても寒いのですが、繊維が舞うのを防ぐため
カーディガンなどは着ることができず半袖の術衣のみで手術に臨むため、寒がりな私にとってはかなり
厳しい環境です。。。ですが適正で安全な手術環境を保つため、気合で乗り切っています!
 
安全な手術環境で患者様に安心して手術を受けて頂けるよう、これからも日々MELちゃん・Maxくんを
大事に大事に管理したいと思います☆


視能訓練士:AKI