秋の花粉症

あっという間に10月も終わりを迎え、日増しに秋も深まってまいりました。
すっきりと広がる秋晴れの空は気持ちがいいですよね(´▽`*)
でもそんな空の下、くしゃみや鼻水、目の痒みが止まらなくてお困りの方もいるのでは?


実は春と比べると少ないものの、秋も花粉症の季節なのです。。。
花粉症による眼症状は、眼科ではアレルギー性結膜炎と呼ばれます。
当院でもこの時期は目の痒みを訴えて受診する患者様が少なくありません。


秋の花粉症を引き起こす植物は60種類以上あり、その多くはそこら中に生えている
いわゆる“雑草”の花粉なのだそうです( ゚Д゚)!!
春のスギやヒノキの花粉と違って秋の花粉は数十メートルの範囲にしか広がらないので、
生息している場所に近付かなければかなりの花粉は避けられるのだとか!


そして、季節性アレルギー性結膜炎は、シーズンの2週間前から抗アレルギー剤
を点眼もしくは内服することで、発症を抑えたり軽症で済ませたりすることが
出来ます!


毎年この時期に目の不調がある方は、来年はぜひ早めの受診をお勧めします☆




ところで、この時期には花粉症の他に“寒暖差アレルギー”というものが多いそうです。
私は最近初めてこの言葉を知りましたが、皆さんはご存知ですか?


寒暖差アレルギーとは、7℃以上の激しい寒暖差によって鼻づまりなどの症状を起こす
ことです。
アレルギーといってもアレルギー物質に起因するわけではなく、気温の急激な差に弱い
自律神経の誤作動によって起こるそうです。


目の充血がなく、鼻水が透明だったら寒暖差アレルギーの可能性があるかも!?


この時期は花粉症や寒暖差アレルギー、風邪のひき始めなど様々な異変が起こりやすく
見分けるのが難しいですが、眼症状があればいつでもご相談ください。
花粉症のスタッフもそうでないスタッフも、皆様をお待ちしております☆

視能訓練士:和希