眼のしわ

4月ももう終わりに近づいてきましたが、まだ肌寒い日々が続きますね(>_<)
気温の変化には十分気を付けてください!


さて年々、年を重ねるに連れ眼がショボショボしたりゴロゴロする・・・
などの症状でお困りの方はいらっしゃいませんか??
もちろんドライアイの可能性はありますが、その他に『結膜弛緩症』という
病気があります。


結膜弛緩症とは白目(結膜)がたるんだ状態の事を言います。
年をとると皮膚にしわが現れてくるのと同じように結膜弛緩も
加齢性の変化の1つなのです。
そのたるんだ白目が下瞼の縁に溜まるため涙が溜まりにくく
ショボショボ感やゴロゴロ感が生じます。

その症状を改善させる方法は手術です。
以前はたるんだ白目の部分を切除し糸で縫合するので、抜糸をするまでの
1週間は糸による異物感が生じていました。


が!!!!!!


3月より当院では、結膜弛緩が少ない方には、凝固器具を使用して
結膜に軽いやけどの痕を作って収縮させて白目のたるみをとる方法を
用いるようになりました。



この方法は縫合をしないため術後の違和感も軽減され、
なにより手術時間が短縮されます。
以前は10分ほどかかっていた手術時間も、
この手術方法になれば2〜3分ほどで終わります。


ショボショボ感・ゴロゴロ感に悩んでいた方、白目のたるみが気になっていた方
この機会に一度受診されてみてはいかがですか?


看護補助☆平山