☆子どもの検査☆

8月も後半にさしかかり、子どもたちは楽しい夏休みの真っ最中ですね♪
この時期には当院にもたくさんのお子様が受診されます。
そこで、今回はお子様に行う検査についてお話したいと思います(*'ω'*)


眼科で視力検査や屈折検査(近視や遠視などの度数を調べる検査)を行う際、
大人の方は普通の状態でも正確なデータが得られるのですが、子どもの場合は
“調節力”というピント合わせの力が強く働いてしまうため、普通に測っても
正確なデータが得られないことがあります。


例えば…本当は遠視なのに、近視であるかのようなデータになったり、
屈折異常は何もないのに強度の近視があるような結果になってしまったりするのです"(-""-)"
そのような状態で眼鏡やコンタクトレンズを合わせてしまうと、良好な見え方が

得られないどころか、頭痛や気分不良の原因にもなってしまいます(ノД`)・゜・。


そこで、行うのが“精密屈折検査”という検査です。


これは、目薬を使って一時的に調節力を麻痺させ、本当の度数を調べる検査です。
これを行った上で、必要であれば眼鏡を処方したり、調節機能を改善させる目薬を
処方したりします。
検査の目薬は数種類ありますが、その効果のために数日〜1週間ほどボヤけて見えたり光が
眩しくなったりするため、幼稚園や学校が長期休みの期間を利用して受けられるお子様が多いです。

目薬が少し…いや、かなりしみるために検査を嫌がられることも多々ありますが、
この子のためだと思い、看護師は心を鬼にして点眼しています(;´∀`)


この夏もたくさんのお子様にきちんと合った眼鏡を処方できるよう、暑さに負けず頑張ります☆

視能訓練士:深堀