復興を願って

夏本番の8月ですが、毎日のように雨に見舞われ青空が恋しい今日この頃です。



皆様は、当院の待合室に飾れている「七つ飾り」をご覧になったことはありますか?


これは「仙台七夕」のもので、古くは江戸時代、この季節は風水害や病水害が襲って来る
時期であり、これらを乗り越え神に豊作を願った事から盛んになりました。


現在は、東日本大震災の復興を願う市民の思いと、またこの季節を迎えられたという
感謝の気持ちが込められています。
当院でも毎年、仙台七夕の時期に合わせ、8月からお盆前まで復興を願い飾っています。


最近では東日本の復興の状況など、TVや新聞で見る機会が減りましたが、
東北の方が今年もこの季節を迎えられている事に思いを寄せ、日々何もなく、
無事に生きている事に感謝しながら大切に過ごしていきたいと思います。


いよいよ今週はお盆です。準備はお済みですか?


いつも見守ってくれているご先祖様を、感謝の気持ちを込めてお迎えしたいと思います。

看護師:山口