☆特定化学物質作業主任者講習☆

連日厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしですか?


我が家の長男は小学校初めての夏休みを迎え毎日楽しく過ごしています(´艸`*)



さて、先日私は先輩看護師と一緒に『特定化学物質作業主任者』という、
労働衛生安全法に定められた特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者講習を
2日間にわたり受講しました。
正直、初めて聞く国家資格名でした。


2日目には試験もあるとのことで久しぶりに学生に戻ったような緊張感で臨みました!


当院ではエチレンオキシド(特定第2類物質・特別管理物質)というガスを使用し、
ガス滅菌を行っております。


このガスは、引火性・爆発性があり、蒸気を吸入すると悪心・吐き気・頭痛などの
中枢神経系の症状を認めます。
事例では酸化エチレンガス滅菌装置から医療器具を取り出そうとした労働者が
装置内に残留していたガスを吸入し被災したという事例が挙げられていました。


この講習を受けて、日頃何気なく使っていたガス滅菌装置ですが、
取り扱い方を間違えると大きな事故を招くのだと分かりました。


今回学んだことを他のスタッフにも伝え、安全に業務に取り組んで
いかなければならないと改めて思いました。



ちなみに、今回の講習で様々な化学物質について学んできましたが、
化学物質が眼に入った場合は、直ちに大量の流水で患眼を下にして約20分ほど洗眼し、
痛みや充血などの症状がある場合はもちろん、後で症状が悪化する場合もあるので、
応急手当時に異常がなくても、眼科の受診をお勧めいたします。



看護師:下平