パイロットの視力

梅雨明けを今か今かと待ちわびる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?


飛行機が大好きな私としては、どんよりとした曇り空のせいで飛行中の飛行機を見れず、
大変残念に思います…

さて、飛行機といえばパイロット、客室乗務員、整備士…等々様々な職種が思い浮かびますが、
今回はパイロットの視力についてお話したいと思います。


パイロットの視力がどの程度必要なのかは航空法で定められており、
航空会社の自社養成パイロット採用試験や航空大学校の受験時には、
「航空身体検査」と言われる特殊な身体検査を受け、
定められた基準を超えなければその時点で不合格になってしまいます。



様々な身体検査が行われますが、視機能に関しては以下の検査が行われます。


・遠見視力
・中距離視力
・近見視力
・両眼視機能
・視野
・眼球運動
・色覚


以上の検査を全てクリアしなければなりません(゚Д゚)!!


航空会社により若干異なりますが、国内大手航空会社自社養成パイロットの
視力基準は以下の通りです。


●各眼の矯正視力が1.0以上であること(裸眼視力の条件はありません)

●各眼の屈折率が−4.5〜+3.5ジオプトリー内であること。

●屈折矯正手術、オルソケラトロジーを受けていないこと。

残念ながら、国内ではオルソケラトロジーや屈折矯正手術(レーシック)の既往歴のある方は、
不適合状態となるようです…



しかし航空大学校を目指している方には朗報!!
募集要項で、平成28年度より屈折矯正手術(レーシック)が認められています(*^^*)


航空身体検査マニュアルによると、
『屈折矯正手術後6ヶ月以上を経過し症状が安定し、視機能が基準を満たしていること』と、
条件が記載されています。規制が緩和され、受験生の幅が広がることは良いことですね♪



伊万里眼科は最新の技術で屈折矯正手術を行っております。


視力でお悩みの未来のパイロットも応援致します(^O^)/
ご興味のある方は是非お問い合わせください☆



クラーク まつお