「まぶた(眼瞼)」の病気の手術。

今週も(火)(水)(木)の3日間で、白内障手術を中心に、40件程の手術を行いました。
しかし今日は少し嗜好を変えて、M院長の手術の専門領域である「まぶた(眼瞼)」の病気の手術にについて触れたいと思います。
M院長は、眼瞼下垂症手術をメインに、眼瞼内反症、眼瞼腫瘍、霰粒腫などに対する手術を、年間約300件執刀されている、まさにまぶたの手術のプロ中のプロです。
細かい手技に関しては、僕はあまり知識がないのですが、
M院長は患者さんごとに術式の適応を見定めて、
眼瞼挙筋腱膜あるいは眼瞼挙筋、ミューラー筋の短縮術を使い分けているようです。
特に、炭酸ガスレーザー手術装置
http://www.nidek.co.jp/products/laser/col-1015.html
を用いた眼瞼下垂症手術を、平成19年より実施し、その術後の美しさには驚かされるばかりです。
その理由は、従来の手術とは大きく異なり、メスやハサミを使用せず、
その代わりに炭酸ガスレーザー手術装置を使用するので、手術中の術野の出血がほとんどありません。
その為、安全性が高く効率的で、短時間での眼瞼下垂症手術が可能になりました。
また、手術後のまぶたの腫れや、痛みを大幅に軽減することも可能になりました。
僕は普段は、内眼手術を専門に行っておりますので、
時々、M院長の手術を見学したり、手術後の患者さんを診察すると、
とても勉強になると同時に、心強い限りです。
当院では、今後もそれぞれの医師が専門の治療分野を持ち、
患者さんの病気に応じて、専門性の高い治療を提供してゆきたいと考えております。。