新しい後房型フェイキックIOL「ICL」を導入しました。

昨日、平成22年2月22日ついに厚生労働省に承認された、新しい後房型フェイキックIOL「ICL」を用いた屈折矯正手術を、5例行いました。
http://www.staar.jp/products/refractive.html
今年8月より準備を進めていたのですが、認定手順が非常に大変でした。
従来当院では、オランダ・オフテック社製の前房型フェイキックIOL「ARTIFLEX」あるいは「ARTISAN」を用いた屈折矯正手術を行っておりましたが、これにより現在使用可能なフェイキックIOLを用いた屈折矯正手術のフルラインナップが完成しました。
前房型・後房型フェイキックIOLには、それぞれ長所があるので、患者さんの眼の状態によって適応を判断して使用することになります。
詳細は当院のHPをご参照下さい。
http://www.taniguchieyecenter.com/shinryo/index13.html
もちろん、フェイキックIOL手術とLASIKを組み合わせることも可能ですので、
屈折矯正手術の可能性は今後さらに大きく拡大することになります。
近日中に、当院でのLASIKの術後成績をHP上にて公開する予定ですので、
こちらの方も参考にしていただければと思います。
今後も、当院の基本理念である「患者様にやさしい開かれた高度な眼科医療」を患者さんに提供し続けてまいります。